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中尾様PART1

中尾様PART1

Steinheil Munchen Auto-Quinaron 35mm F2.8

NO 1960286

付属品:フロントキャップ(Tokyo Kogake)リヤキャップ(Tokyo Kogake)

課題:後玉方面にカビらしきもの

結果:すべてのガラス玉表面に付着していたカビ・埃は除去できました。中玉群レンズの菌糸状カビの除去後の痕跡がやはり一番気になります。ご了承ください。

Steinheil Munchen 35mm F2
リヤ側からチェックします
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絞り羽根向こう側レンズに菌糸状カビが見えます
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後ろ玉群レンズは点カビと埃です
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後ろ玉群レンズの点カビ・埃は除去しましたが、ガラス玉表面にがあります。又、この点カビが腐食カビで除去後の腐食カビ痕跡が残ります。ご了承下さい。
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次はフロントです。絞り羽根手前の中玉群レンズ外周に2か所菌糸状カビが付着。除去はできましたが、やはり根が深く除去後の痕跡が残ります。
まえ
前玉裏側に無数の点カビと埃が付着しています。除去はできましたが、レンズ押さえ化粧リングで隠れていますが、雲状カビの除去後の痕跡が残ります。
前玉

A.Schacht Ulm Travenar 90mm F2.8

NO 39653

付属品:フロントキャップ(A.Schacht Ulm )リヤキャップ(社外品)

課題:全体的に粒子状のカビらしきもの 追加で絞りのネバリも見てください

結果 絞り羽根全体に付着していた油脂分・汚れ洗浄しました。絞られた状態から開放に向かう途中で引っかかっていた状況は改善されました。スムースに動きます。鏡胴内が全般的に非常に汚れていたので、絞りユニット及び鏡胴内壁も併せてクリーニング済です。すべてのガラス玉も磨き上げました。

補足:前玉群レンズ一部外周がバルサム(天然樹脂素材の接着剤)劣化の為、白く浮き彫りになって見えます。また、中玉・後ろ玉に付着していた点カビが腐食カビの為、除去後の腐食痕跡があちこちに残ります。レンズ全体の光学的なクリアー度はかなり回復できたと感じます。
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前玉ユニットを外し絞り羽根までアクセスします
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絞り羽根向こう側の汚れです
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前玉群レンズの内、3枚1群構成のユニットです
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それをばらします
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絞り羽根の動き
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同じく
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Schneider-Kreuznach Xenon 50mm F1.9

NO 4337818

付属品: フロントキャップ(社外品)リヤキャップ(Fujinon)

課題:クモリあしきもの。&絞りが不動

結果:すべてのガラス玉表面のカビ・埃・曇り等の汚れの除去は終了です。他レンズ同様に特にカビの種類がやはり腐食カビの一種で、除去後の痕跡がレンズ表面に残ります。また、絞り羽根ですが、絞り羽根そのものの汚れは除去できたのですが、絞り羽根ユニットBOXの汚れ・錆が酷く、可能な範囲で清掃はしましたが、動きが完璧ではありません。まだ、ほかのレンズのメンテナンスもありますので。引き続き、クリーニングは続行しますが、クリーナーの効果が薄くなると絞り羽根の動きが鈍くなるのが現状です。

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フロント側から絞り羽根までを調査
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絞り羽根ユニットBOXを取り出します
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後ろ玉レンズ群の主に雲状カビの様子
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前玉群レンズのすべての種類のカビの様子
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その群レンズを分解しそれぞれ磨き上げます
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何とか絞り羽根が動きました
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まだまだスムースさに欠けます
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EBS Fujinon 50mm F1.4

NO 514464

付属品:フロントキャップ(Pentax)リヤキャップ(Takumar)

課題:ホコリ混入。クリーニングお願いします。

結果:前玉押さえ化粧リングが何故か素材不明の接着剤で接着固定されています。通常ではあり得ない事で、過去の経緯でどなたかが何かの意図でこの様な処置を施したのでしょうが、全く作業が進みませんので今回はこのレンズに関しましては保留とさせて頂きます。Olympus社の最高級品質のレンズクリーナー【HCL LENS CLEANER】にて前玉全面をクリーニングしたところ、化粧リングに添付された上記接着剤が解け始めたのでこの事実が判明しました。又、同様に後ろ玉群レンズユニットも接着されている可能性が高く、硬く固着していて外れません。現状のまま送付させて頂きますので、御了承お願い致します。※磨き上げられる表面のレンズ・鏡胴本体はクリーニング致しました。

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この化粧リングが接着処理されています

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同様にリヤ側群レンズユニットも固着しています

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ロシアレンズ ジュピター9 85mm F2

NO 5701001

付属品:フロントキャップ(オリジナル)リヤキャップ(オリジナル)

課題:クモリがあるようです

結果:曇りの原因は中玉群レンズ内側の汚れによる曇りでした。除去できています。そのほか、すべてのガラス玉磨き上げました。只、点カビの除去後の腐食痕跡が無数に残ります中玉に線状の傷があります。ご了承下さい。補足:絞りダイヤルリングが若干ですがずれています。修正を試みましたが、この部分のパーツの構成上不可能でした。実際の使用に支障はないと思います。又、距離(ピント)ヘリコイドがかなり汚れが酷く、リングのトルクが基準よりも硬かったので、ヘリコイド溝の清掃グリス塗り替えを致しました。実際の感触をお確かめ下さい。レンズ全体としての光学的なクリアー度はかなり復元できました。

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この中玉群レンズ内側が曇りの原因です

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鏡胴がヘリコイド部とレンズ群とで構成されています

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各ガラス玉を順番に外していきます

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Leitz Summar 50mm F2

NO 352199

付属品:フロントキャップ(社外品)リヤキャップ(社外品)

課題:クモリあり

結果:この機種は当協会でも毎週依頼のあるレンズなのですが、後ろ玉押さえ化粧リングが途中で引っかかって取れません。リング溝を丹念にクリ-ニングしたのですが、原因は螺旋状の溝の汚れではなく、何らかの衝撃による溝そのものの変形と思われます。従いまして、リヤ側からアクセスできるガラス玉に制限が加わり、曇りの課題と思われるレンズ表面にアクセスできません。フロント側から調査・処置出来得るレンズ表面のカビ・埃・曇り等の汚れの除去のみの承知となりました事をご承知置き下さい。過去の修理記録から推測致しますと、この白い曇りの原因は中玉群レンズの内側に発生しています。この群レンズは分解不可能なので、何れにせよ課題解決には同等の部品交換が必要になります。併せてご理解お願い致します。その他のレンズに関してですが、結構が目立ちます。また、特に点カビの腐食痕跡が無数に残ります。

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フロント側から調査します

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リヤ側のレンズ押さえ化粧リングが螺旋状の軌道の変形の為途中までしか外せません

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NIKKOR-S 50mm F1.4

NO 751557

付属品:フロントキャップ(後期Nikon製)リヤキャップ(後期Nikon製)

課題:ホコリなのかカビなのかわかりません

結果:兎に角、後ろ玉外側の傷・ガラス玉の変質による表面の凹凸が除去できないのが残念でしかたありません。このガラス面だけがどうにもならないだけで、レンズ全体のクリアーさを損なっています。一つひとつのガラス玉が大きく立派で、他のレンズのすべての表面に付着していた埃・曇り・カビが除去できてかなりクリアーになったので尚更です。傷・若干の腐食カビ痕は残りますが、比較的一枚一枚のレンズが本来の姿に復元できたと感じます。繰り返しになりますが、後ろ玉外側表面の変質が残念です。ご了承下さい。

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前玉群レンズを外して調査

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絞り羽根奥後ろ玉の状況

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前玉群レンズの現状

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後ろ玉の群レンズユニット

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このガラス玉表面が未解決です。付着物ではないので部品交換しか手はありません。

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絞り羽根

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動作問題なし

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後ろ玉群レンズを念の為に分解・調査

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