レンズの修理専門です!貴方の大切なカメラレンズの事なら、レンズの修理・メンテナンス・お手入れ方法等どんな事でもお気軽にお問合せ下さい! 日本レンズ協会 光学研究所 <CLH>

伊藤様

伊藤様

今回お預かりしております4本のLeitzレンズ等

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Steinheil Culminar 85mm F2.8

NO 961196

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング・(無限遠があってない気がします)

結果:メールにてお返事しました様に、無限遠の調整は難しいです。考えられる原因はそものもレンズが正規の位置に収まっていなかったり、距離リングに原因があり途中で止まってしまっている等、様々な原因があります。今回は各レンズを鏡胴本体から全て外して光学的な処置を施しつつ、再度きちっと組み立て直してみます。又、距離リング関連部分は調査しましたが、規格内の動作はしております。もし、この課題が解決していなくともどうかご勘弁下さい。光学的には全てのレンズ表面に付着していた埃・カビは除去しました。いつもの報告になりますが、やはり点カビ・菌糸状カビの一部が腐食カビとして。除去後の腐食カビ痕が残ります。
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レンズが組み込まれた部分と距離調整鏡胴を分離

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順番に外していきます

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汚れの現状①

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その②

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その③

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Steinheil Orthostigmat 35mm F4.5

NO 617575

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:すべてのレンズ表面に付着していたカビ・埃除去しました。しかしながら、各レンズが相当に劣化していて、腐食カビ痕だけでなく、傷等で表面がざらついております。一応レンズ表面に処置後の今現在、付着物なるものは一切ありませんがどうも納得いきません。抜ける様なスカッとした状態に蘇りませんでした。申し訳けございません。ご了承お願い致します。構成レンズ一枚一枚が非常に小さいので神経を使います。工程撮影は省略致しました。
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Leitz Summitar 50mm F2

NO 738674

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:しぼりリングが動かなくなりました

結果:絞り調整ダイヤルユニット再度検査・一部調整しました。前回報告しました様に、やはりがたつき(遊び幅)が大きく何かの拍子に引っかかる現象が50回に1回くらいの割合で起こります。又、Zoomリング固定レバーがずれてしまっております。前回こちらから送付してから今までの間に何かこの関連部分をいじりましたでしょうか?このユニットはレンズ鏡胴に掘り込まれたL字型の溝に沿って動くのですが、L字型の鏡胴に対して垂直溝にはまったままの状になってしまっています。水平方向にはまっている場合は何とか修復できるのですが、垂直方向の場合は修復は不可能です。ご了承ください。
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念の為に動画にしました

Leitz Summitar 50mm F2

NO 489976

付属品:リヤキャップ フロントキャップ レンズフイルター

課題:クリーニング

結果:中玉群レンズ内側外周に付着している白い曇りを除去したいのですが、このレンズを固定しているレンズ押え化粧リングが固着していて外れません。その他のレンズの表面はクリーニングできましたが、特に点カビが腐食カビで除去後の腐食カビ痕が残ります。上記中玉の白く霞んだ状況が今回解決できておりませんので、レンズ全体としての光学的な改善度は60点といったところです。申し訳けありません。ご理解お願い致します。
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今回お預かりしました3本のLeitz

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Steinheil Munchen ctminar 135mm F4.5

NO 791394

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:全てのレンズ表面に付着していた曇り・カビ・埃除去致しました。レンズ全体としての光学的なクリアー度はかなり復元しました。ただ、いつもの事ですが中玉の菌糸状カビが腐食カビの為、除去後の腐食カビ痕が残ります。また、別のレンズですが除去後の雲状カビが腐食カビの為、除去後の腐食カビ痕跡が薄っすらと白く残ります。ほかのガラス玉が綺麗になった分その形がはっきりと目視できます。ご了承下さい。尚、前玉ガラス玉外周が数か所欠けています。何かの拍子でひびが広がる可能性もあります。この点御留意してご使用下さい。
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絞り羽からリヤ側の菌糸状カビの様子

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前玉群レンズ(3枚1群ユニット)のカビ・白濁現象

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前玉ユニットの構造

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Leitz GmbH Summarit 50mm F1.5

NO 999844

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:全てのレンズのクリーニング終了です。残念なのが、立派な前玉表面の無数の傷です。この傷さえなければ、スカッとした抜ける様な綺麗なレンズに復元したのですが・・・。併せて、今後のご自身でのメンテナンス・保管にご留意お願い致します。
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前玉群レンズのカビと傷の様子

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中玉~後ろ玉の様子

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順番に検査

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更に進みます

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Leitz Summitar 50mm F2

NO 738674

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:前玉のガラス玉素材そのものが変質してしまっています。どうしてこの様な状態になったのでしょうか?何か心当たりはございますか? 又、中玉群レンズ2か所バルサム(天然樹脂素材の流動性粘着物)が3か所変質しています。薄っすらと白く霞んで見える現象として目視でいます。それ以外のレンズのクリーニングは終了です。レンズ全体としての光学的なクリアー度は復元していますが、前玉の変質は実写に影響があると思います。
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今回お預かりしました2本のLeitz

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Leitz Elmar 50mm F3.5

No 173621

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果: レンズ表面に付着していたカビ・埃・曇りすべて除去しました。かなりクリアーになりました。中玉群レンズの内側外周の白い曇りは接着材の劣化による白濁現象でこの症状だけは未解決です。レンズが全体としてクリアーになった分、各レンズの傷が目に付きます。ご了承ください。絞り羽根及び距離ダイヤルリングのトルクは、正常な感覚範囲と判断します。今後のご使用・保管は今まで以上にご留意ください。

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フロント側から順番に調査
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前玉・特に外周に白い曇りが見えます
前玉
絞り羽根向こう側・多分雲状カビです
その向う

Leitz Wetzlar Super Angulon 21mm F4

No 1645663

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果: 非常にクリアーなレンズに復元しました。前後ろ玉表面の傷が目立ちますが、それ以外は全く問題ありません絞り羽根・距離リング共にとてもいい感じの滑らかさですので大事に使用・保管をお願い致します。各レンズの埃・一部カビ・曇りの除去できています。このレンズは腐食カビの除去後の痕跡等は残りません。良かったです。

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こちらもフロント側から絞り羽根まで調査します
前玉群レンズ
この群レンズがチョット厄介な構造になっています。このユニットに付着している埃・点カビを除去します。
前玉群レンズ2
絞り羽根及び距離リングの動きは非常に軽快です。後ろ玉群レンズユニットに付着している埃も除去します。
絞り羽根

お預かりしております4本のLeitz

002 (2)

Leitz Elmar 35mm F3.5

NO 584

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:すべてのガラス面に付着していた埃・カビは除去しました。レンズに無数の傷があるのと、雲状カビが腐食カビですので除去後の痕跡が残ります。レンズ全体としてのクリアー度は復元しましたが、主に上記二つの原因で見た目が白っぽく曇った様に人の目には映ります。絞り羽根本体、ユニットBOX、ダイヤル溝清掃しましたが、感触としてのトルクの硬さはあまり変化はありませんでした。ストッパーのパーツが痩せてきている為、開放【3.5】よりもやや回り過ぎる現象になっています。

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この機種はリヤ側から調査します

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前玉の無数の傷の影響で光源が通過すると、白く曇った様に見えます。埃・点カビは除去しました。

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後ろ玉群レンズは埃と雲状カビが付着しています。レンズ外周をほぼ一周覆ったこのカビは腐食カビですので、除去後の痕跡が残ります。又、レンズに無数の傷があります。

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Leitz Elmar 50mm F3.5

NO 568772

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:光学的なクリアー度かなり復元できました。この機種独特の、中玉群レンズ内側の曇りが外周に薄っすらと付着していますが、平均的な同個体と比較しますとその量は少ない方です。この群レンズは分解不可能ですが、その他のレンズはすべてクリニング完了です。補足と致しまして、前後共にガラス玉に無数の傷があります。レンズ全体がクリアーになった分、皮肉な話ですがその傷が目立ちます。ご了承下さい。又、絞り羽根洗浄しておきました。絞り羽根リング若干トルクが重いですが、関連ユニット洗浄しました。感触としてはあまり変化は感じられません。基準値内の硬さだと判断します。鏡胴本体とピントリングのトルクを調整するモルト(布生地)が経年の使い込みで標準的な薄さ以下に摩耗しています。実写の際にそこまで影響はないと思いますが、ガタツキ(遊びの多さ)はここから来ています。ご了承下さい。

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フロント・リヤ両方から順番に外していきます。

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前玉の様子。埃・点カビが白い曇りとして映ります

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絞り羽根向こう側中玉・後ろ玉の様子 群レンズ内側の被害が少ない事を祈ります!

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Leitz Elmar 50mm F3.5

NO 223290

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:懸念の中玉群レンズに大きな付着物もなく白い曇りもありませんでした。すべてのレンズクリーニング終了です。絞り羽根洗浄済。かなり動きが軽快になりました。絞り羽根ユニットBOXに錆がなかったのが幸いでした。レンズ全体としての光学的なクリアー度はかなり復元しましたが、やはり使い込まれているだけあって、前後ガラス玉表面の無数の傷を光源が通過する際、人間の目にはやや白く曇っている様に映ります。鏡胴本体とピントリングのトルクを調整するモルト(布生地)もまだまだ大丈夫です。

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フロント・リヤ両方から外していきます

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後ろ玉の様子

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リヤ側から絞り羽根向こう側前玉裏側を調査

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Leitz Elmar 50mm F3.5

NO 242399

付属品:リヤキャップ フロントキャップ

課題:クリーニング

結果:レンズの内部状態は、概ねそのレンズの外観状況で想像がつきます。このレンズの場合①絞り羽根ダイヤルリングが硬く固着している ②ピントリング固定ボタンがグラグラしている ③鏡胴本体とピントリングにびが多すぎてがたついている・・・等の外観から内部の状態もかなり覚悟はして着手しました。結果と致しまして、前玉がピッタリとレンズ受け溝にはまってしまっていて外せません。又、リヤ側も後ろ玉群レンズユニット押さえ化粧リングが(多分錆の為)硬く固着していて外れません。Leitzは勿論繊細な構造になっていますが、押さえリング等の金属パーツは驚くほど丈夫にできています。ちょっとやそっとでは壊れません。それでも経験則でこれ以上力は加えられないという限界線があります。レンズの前後でこういう状況なので全く鏡胴内部にアクセスできませんでした。只、絞り羽根の動きはこのままではあんまりなので、改善致しました。絞り羽根本体の洗浄と絞り羽根ユニットBOXのクリーニング及び絞り羽根ダイヤルリング内部のパーツの拭き上げを致しました。動きは大分滑らかになりましたが、錆による突っかかりは若干残ります。ご了承下さい。この様な理由で光学系の問題点は解決出来ませんでした。申し訳けありません。

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ここまでは順調でした

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前玉は同じ径の溝にはまっているだけなのですが、全く外せません。通常は、逆さまにするだけでレンズが外れます。

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後ろ玉群レンズユニット押さえ化粧リングが固着しています

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