成田様

Tokina AT-X SD 300mm F2.8

NO 8801421

付属品:レンズフイルター フロントキャップ リヤキャップ 専用ケース

課題:カビの除去

結果:レンズを構成している全てのガラス玉に付着していたカビは全て除去致しました。
カビの種類としましては、点カビ・雲状カビ・菌糸状カビの三種類でした。
レンズ全体としての光学的なクリアー度はかなり復元できたと感じます。
但し、下記問題点も残ります。
① カビの一部が腐食カビとしてレンズ表面を傷つけている為、カビの除去後の腐食痕跡が各レンズの一部に残ります
点カビの場合は、小さな埃のように見えますし、菌糸状カビの腐食痕跡は元のカビとほぼ同様な形状にてガラス玉表面に跡が見えます。
一番気になるのが、雲状カビの除去後の痕跡でそのガラス玉を光が通過するとその痕跡部分だけが白く霞んだ様に見えます。
全部のガラス玉に付着物はありませんので、この点御了承下さい。
② 中玉がこのレンズの場合、2枚1SETになった群レンズ×3組で構成されています。
その内の1群の群レンズがバルサム(天然樹脂素材でできた接着剤)剥がれの為、この群レンズを光が通過すると、虹色に光が拡してしまいます。
この現象も腐食カビの痕跡同様、ガラス玉そのものを交換するしか方法はありませんので御了承下さい。

※メンテナンス後、実写TESTにて撮影致しましたが、上記問題点×2つは被写体を何にするのかによって当然相違が出てくるとは思いますが、通常の日常生活の実写には影響がないものと推測致します。

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前玉ユニットを鏡胴から外します

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3枚のガラス玉及びレンズ押さえ化粧リングで構成されています

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レンズ全体を覆っていたカビの除去後の写真です

残念ですが外周の一部の菌糸状カビが腐食カビの為、この様な除去後の腐食痕跡が残ります。他のガラス玉も同様に一部痕跡が残ります。後了承下さい。特に、雲状カビの場合は点カビや菌糸状カビと違って「面」で痕跡が残る為に、除去後の痕跡が白い「面」で残ります。レンズを覗いた時に、中玉がそのように見える事も御理解下さい。
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中玉・後ろ玉です。ほとんどが群レンズで構成されています。

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その内の群レンズ写真です

これは典型的なバルサム切れ状態です。もしかしたらピントさえも合わなくなっていた主な原因はこのレンズの問題かもしれません。沢山の付着したカビとこのレンズの影響と思われます。
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もうひとつの中玉群レンズです

写真だとちょっと解り難いですが、やはり点カビの腐食痕跡が残ります。
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もう一つの中玉群レンズです

同様にこのレンズには外周に腐食痕跡が残ります。御了承下さい。
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確認TEST用・SONY NEX装着
DSC_0031[1]
実写①
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実写②
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実写③
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実写④
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実写⑤
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